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渡辺通裏路地通信

福岡をもっと楽しむためのコラムです♪

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これを読んで、もっと快適な旅を楽しんでくださいね!

第3回放生会(2009/9/14)

まだまだ暑さの残る毎日ですが、カレンダーはもう9月。
秋の訪れを告げる、放生会(ほうじょうや)の季節になりました。

放生会は、命を尊び、海の幸や山の幸に感謝するお祭りです。
中でも、9月12日(土)〜18日(金)に開催される筥崎宮の放生会は、毎年100万人以上の参拝客でにぎわう、博多三大祭りのひとつです。


秋祭りとしては、九州随一というだけあって、およそ1qの参道には、約700店とも言われる露店がずらりと並びます。

焼きトウモロコシの香りに、子どもの頃の記憶がよみがえります。
欲しかった人気ヒーローのお面。大きな綿菓子。
すれ違う浴衣姿のお姉さん達は、必ずと言っていいほど皆、真っ赤なりんご飴を手にしていました。

そんな露店の中でも、ひときわ目をひくのが名物「新ショウガ」。
葉付きの新ショウガは、味も香りも抜群で、これを目当てに訪れる常連客も多いとか。

ちなみに、戦前の筥崎宮周辺にはたくさんのショウガ畑があり、ごりょんさん(博多の商家の奥さん)が放生会の土産に買って帰ったのが由来とされています。


そして、筥崎宮の放生会といえば、「おはじき」も有名です。
「厄をはじく」とされる縁起物です。

博多人形師の団体が、毎年違ったテーマで作成しており、今年のテーマは「思い出の童謡・唱歌」です。
博多人形と同じ技法で作られた、色とりどりのおはじきは、1箱30個入りで、3,000円。1,200箱の限定です。

毎年、初日の午前中には売り切れてしまうほどの人気です。そして、もう一つの名物が「チャンポン」。
一般的にはビードロと呼ばれる、ガラス細工です。
息を吹き込むと「チャン」「ポン」という軽やかな音がすることからこう呼ばれています。このチャンポンは、巫女さん達が絵付けをすることでも有名です。


ところで、この放生会が行われる筥崎宮ですが、全国でも大変珍しい神社ということをご存知ですか?
筥崎宮は、厄除け・勝運の神様として知られていますが、今から760年以上前、中国・宋から帰国の途にあった僧侶の船が、玄界灘で嵐に遭った際、筥崎宮に祈願したところ、風雨が鎮まり無事に帰国できたということです。
以来何百年もの間、毎年1月に歴代の僧侶が筥崎宮に御礼参りを続けています。

僧侶が列をなして参拝し、神前で読経するというのは全国的にも珍しい光景です。
そんな筥崎宮で行われる放生会。

この時期、福岡にお越しの際には、是非お立ち寄りいただきたいスポットです。

皆さんのお越しをお待ちしております。

◆アクセス天神から筥崎宮までのアクセス◆
地下鉄天神駅乗車、箱崎線箱崎宮前駅下車 徒歩すぐ

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