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渡辺通裏路地通信

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これを読んで、もっと快適な旅を楽しんでくださいね!

第9回博多雑煮(2009/12/28)

いよいよ今年も残りわずか。皆様、お正月の準備はお済みでしょうか。

一昔前までは、おせち作りに精を出すという大晦日の風景をよく目にしましたが、最近では予約しておけば自宅に届くという、とっても楽なおせち料理があるそうですね。
今までさんざん作ってきたから、そろそろ楽をしたいわ、というベテラン主婦の皆さんに、とても人気があるようです。確かに、元旦から休まず営業するお店が増えた昨今、保存食としてのおせちを沢山準備する必要はなくなったのかも知れませんね。

そんな時代ですが、「雑煮」に関しては殆どのご家庭で伝統の味が継承されています。
日本全国、その土地ならではの雑煮があります。
誰もが「我が家のお雑煮」に親しんでいるので、他家の雑煮を聞くと「えーっ!そんな具が入っているの?」と仰天することも度々です。
餅は丸か角か?に始まり、出汁もカツオ、アゴ、干しエビなど地域によって様々。
同じ地域でも家庭によって材料が異なるので、お雑煮話は必ずと言っていいほど盛り上がります。

今回は、そんなお雑煮についてのお話です。
アクセス天神のある福岡市では「博多雑煮」と呼ばれるお雑煮が一般的です。

博多雑煮

豪華だといわれる博多雑煮、ダシは焼きアゴ(トビウオの干物)、シイタケなどを使い、餅は丸餅を柔らかく煮てすまし仕立てでいただきます。具はブリ、鶏、シイタケ、サトイモなどが代表的ですが、欠かせないのが「かつを菜」。博多に古くから土着している在来の野菜といわれ、茎にカツオブシの風味があるのでこの名があるとか。家によって具が異なることはありますが、このかつを菜だけは、博多雑煮には付きものです。

ご覧の通り、特徴は「ぶり」「丸餅」「かつお菜」です。
ぶりは出世魚で縁起が良い、丸餅は「角が立たない」などの言い伝えがあります。
かつお菜は、九州を離れると手に入りにくいそうで、遠方に越した博多っ子は毎年故郷から取り寄せるそうです。具材は家庭によって異なり、鯛や鶏肉が入る場合もあります。
しかし「家族に酉年がいるから、鶏は入れない」と決めている家庭もあったりします。
お雑煮には、各家庭の色んな思いが込められていて、面白いですね。

ここで、九州のお雑煮の中でも、ちょっと変わり種をご紹介します。
スタッフの故郷である、熊本県山鹿市伝承のお雑煮です。

具 → 餅、大根、にんじん、かつお菜、しいたけ
出汁 → 昆布、いりこ

と、ここまでは至って普通のお雑煮なんですが・・・
なんと!お雑煮の横に、納豆を添えて出すそうです。
そして、お出汁が少なくなってきたら、雑煮の中のお餅に納豆をからめて食べるそうです。
肉も魚も使わずヘルシーなお雑煮ですが、とっても美味しいとの事。
納豆好きにはたまらない一品かも知れません。

簡単にチャレンジできそうなので、ご興味のある方はぜひ一度お試しくださいね。
詳しいレシピは、フロントスタッフまでお尋ねください。

それでは、来年も皆様にとって良い年でありますように。
アクセス天神スタッフ一同、心からお祈り申し上げます。

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