お役立ちコラム

渡辺通裏路地通信

福岡をもっと楽しむためのコラムです♪

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これを読んで、もっと快適な旅を楽しんでくださいね!

第10回シロウオとシラウオ(2010/1/26)

シロウオのおどり食い!

あけましておめでとうございます。
皆様、どんなお正月をお過ごしだったでしょうか。新しい年の始まりに際して、目標を定められた方、決意を新たにされた方も多いことと存じます。皆様にとって、幸多き素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

さて、この時期は一年のうちで最も寒い季節です。しかし、枯れたように見える桜の木にも、小さなつぼみが。季節は着実に春に向かって歩き始めているんですね。
そして福岡の春といえば…室見川のシロウオ漁です(最盛期:2月下旬〜3月中旬)。ちょっと気が早いですが、今回は春の風物詩シロウオについてのお話です。

シロウオは、体長5センチほどの透き通った魚で、細長く可憐な姿をしています。2月から4月にかけて、産卵遡上のために河口付近に集まった親魚を、竹で作った「やな」と呼ばれる仕掛けを用いて捕獲します。これは室見川でおよそ300年以上前から続いている、伝統的な漁です。
捕れたシロウオは、室見川沿いのお店で味わうことができます。色々な調理法がありますが、つるりとしたのど越しを味わう「おどり食い」が福岡の食べ方。この時期、福岡にお越しの際はぜひお楽しみいただきたい一品です。

〜シロウオ漁〜

しかしこのシロウオ。「シロウオ」と呼ぶのか「シラウオ」と呼ぶのか、迷われた経験はございませんか?
体色や姿形が大変よく似ているので混同されがちですが、実はこのシロウオとシラウオ、それぞれ別の魚なんです。春先に河川を遡上し、食用になる点などはよく似ていますが、室見川のシロウオは学術上の分類で「スズキ目ハゼ科」に属しています。
対するシラウオは「サケ目シラウオ科」で、かつては隅田川の名産魚として知られていました。(現在は庶民の食卓には上らない高級魚だそうです)
成魚の体長もシラウオは10センチほどで、室見川のシロウオよりも大きめです。

このよく似た二種類の魚を見分けるポイントは、ひれと頭の形です。まず、室見川のシロウオは背びれの後方に脂びれと呼ばれる小さなひれがありません。そして、頭の形が丸いのが特徴です。対するシラウオには脂びれがあり、頭の形はとがっています。漢字では、シロウオ(素魚)、シラウオ(白魚)と表記するのが一般的ですが、シロウオの語源を「茹でると白くなった=白魚」とする説もあるようです。

まだまだ寒い日が続きますが、春を運んで来てくれるシロウオに期待しつつ、厳しい季節を乗り越えていきたいものですね。シロウオが楽しめるお店は、室見川沿いにいくつかございます。最寄駅は地下鉄の室見駅です。アクセス天神からは30分程の場所です。詳しいお店情報はフロントまでお尋ねくださいね。

アクセス天神は、今年も皆様のご滞在を全力でサポートさせていただきます!
スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしています。

[ 写真提供:福岡市 ]

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