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渡辺通裏路地通信

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これを読んで、もっと快適な旅を楽しんでくださいね!

第24回博多人形のススメ(2010/11/16)

博多土産の中で、特に海外のお客様に喜ばれている品のひとつに「博多人形」があります。
博多人形とは、17世紀の初めに、黒田長政の筑前入国に伴って多くの職人が集められ、その職人達の手で素焼き人形が生まれたのが始まりと言われています。

江戸時代後半には「正木宗七」や「中ノ子吉兵衛」といった名工達が活躍したことでも知られ、優雅な曲線と豊かで繊細な表情が多くの人々の心をとらえてきました。

明治時代にはパリなど国際的な博覧会にも出品され、高い評価を受けています。
今では日本を代表する人形として、海外からの賓客への贈り物として喜ばれているとのこと。

では、日本人にとってはどうでしょうか?

昭和の時代は、狭いながらも各家庭に何かしらの人形ケースがあったように記憶しています。
しかし、洋風化した近代的なマンションが多くなってきた近頃では、特に博多人形のような日本人形は、生活スタイルに馴染まなくなってきたというのが、正直なところかもしれません。

しかし、そんな現代でも、博多人形を気軽に愉しむ方法があります。実は、この博多人形、置き場の限られる大きな作品ばかりではありません。手のひらサイズの手頃なものもあるんです。

そのひとつが、お正月に飾る「干支人形」。
我が家では12年前から、有名な博多人形師さんの作品を集めています。寅年の義母が、自分の干支だからと私たちに贈ってくれたのが始まりで、翌年の卯、続いて辰、巳、午・・・と、今年の寅で、とうとう一周してしまいました!

どの年の干支人形も、カラーバリエーションが豊富で、例えば同じ寅でも赤寅、白寅、黄寅…と色によって強そうだったり、優しそうだったりと、表情が異なって見えるのが魅力です。
義母は毎年いくつかの色を注文して、年の瀬に私たちの好きな色の干支を贈ってくれます。

ちなみに、12年前の寅と今年の寅は、デザインが違います。
12年前は、振り向きざまに、ギラリと睨みをきかす寅。
今年は“おすわり”をした、ややコミカルな寅です。

我が家にズラリと並んだ、これまでの干支人形を見ていると、当時の世相や家族の歴史がよみがえります。伝統的な製法で、ずっと変わらない品質を約束してくれるからこその、博多人形干支コレクション。
皆さんのお宅にも、いかがでしょうか?

アクセス天神では、博多人形を始めとする博多土産について、販売場所等の情報をご提供させて頂いております。スタッフ一同、皆様のお越しを心からお待ちしております!

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