お役立ちコラム

渡辺通裏路地通信

福岡をもっと楽しむためのコラムです♪

アクセス天神のスタッフが、福岡の街をもっと楽しんでもらえる情報や、ウィークリーマンション活用方法など、お役にたてる情報をコラム形式でお届けします。
これを読んで、もっと快適な旅を楽しんでくださいね!

第32回博多織(2011/4/25)

九州新幹線の全線開通、そして新博多駅ビルの開業で、ますます福岡の街が活気づいています。
リニューアルした博多駅に負けてなるものかと、天神の各商業施設は一丸となって、様々なイベントを繰り広げています。

そんな博多と天神のちょうど真ん中に位置する、我が「アクセス天神」。
福岡に吹き込んでくる新しい風と湧き上がる熱気を、肌で感じている今日この頃です。

しかし、そんな変化の中で、ずっと変わらないものもあります。伝統工芸と呼ばれる、匠の技です。

以前にもご紹介させていただきましたが、博多区冷泉町の「ふるさと館」をご存知でしょうか。
明治・大正時代の博多の暮らしや文化を体験でき、博多土産も購入できる福岡自慢の施設です。
この「ふるさと館」は、明治中頃の「博多織」の織元住居兼工房を移築復元して建設されました。

博多織とは、約760年もの歴史を誇る博多の伝統工芸です。
博多人形や小石原焼、久留米絣等と共に、経済産業大臣に指定された「伝統的工芸品」でもあります。

博多織のルーツを簡単にご紹介しますと、鎌倉時代にさかのぼります。

承天寺の開山・聖一国師(しょういちこくし)と博多商人である満田弥三右衛門(みつたやざえもん)が、宋の国から持ち帰った織物の技術に、独自の工夫を加えて発展させたのが始まりといわれています。その後、黒田藩の特産品として大切に保護育成され、徳川幕府への献上品として「博多献上」と呼ばれました。

色は当時の中国・隋の思想に習い、「仁・礼・智・信・徳」を示す「青・赤・紺・黄・紫」の五色が使われており、これが博多帯の原点として、今に伝わる「五色献上帯」となったのです。

博博多織は、多量の糸を使って織るため、厚く強靭なのが特徴です。

密にした経(たて)糸に、太い緯(よこ)糸を強く打ち込み、経糸を浮かせることで柄を織り出します。
厚地で張りがあり、美しい光沢を持つ博多織の帯は、見た目だけでなく、締め心地にも定評があります。

締める際に絹糸同士がきしみ合う、「キュッ」という音を「絹鳴り」と呼びますが、この絹鳴りで、しゃきっと気合が入るという愛好家も多く、博多織が帯地として愛されてきた理由を窺い知ることができます。

しかしながら、和装が身近でない昨今。
なーんだ、帯か・・・。とがっかりした皆さんに朗報です。
最近では、携帯ストラップやコースター等、気軽に使える博多織の作品も多く見られるようになりました。
確かな技術に裏付けされた伝統工芸だからこそ、その斬新さが光ります。

ちなみに、これらの製品はカラー展開も豊富で、選ぶのに迷うほどの品揃えです。
本物志向の皆様、ぜひご自身の「ラッキーカラー」を博多織で取り入れてみませんか?
もしかしたら、運気アップするかも…。お土産にもお薦めです。
(※参考:携帯ストラップ1,050円〜コースター525円〜)

アクセス天神では、博多織以外の伝統工芸品についても、ご購入・ご覧になれる場所をご紹介しています。
また、人気の観光スポットから、通好みの絶品屋台に至るまで、お客様のご要望に合わせてお調べいたしますので、観光等でお困りの際は、フロントのコンシェルジュまで、何なりとご相談くださいませ。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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