アクセス天神のスタッフが、福岡の街をもっと楽しんでもらえる情報や、ウィークリーマンション活用方法など、お役にたてる情報をコラム形式でお届けします。
これを読んで、もっと快適な旅を楽しんでくださいね!
第47回福岡の商店街(2012/6/22)
世の中は、ちょっとした昭和ブーム。
日本に元気がみなぎっていた頃を懐かしみながら、ちゃぶ台でお酒を飲む「レトロ居酒屋」なんていうのも流行っているそうです。そんな昨今、福岡にお越しの方にぜひご提案したいのが、レトロの代名詞ともいえる「商店街」の探訪です。
古くから貿易の拠点として発展してきた博多の町。
その商魂が影響してか否か、福岡市内には小さなものまで合わせると、170を超える数の商店街があります。
端から端まで歩けば、その土地ならではの食材や雑貨など、一通りのものを揃えることができます。
(アクセス天神の近くにも“博多の台所”と呼ばれ、多くのファンを抱える商店街「柳橋連合市場」があります。)
そんな商店街ですが、スーパー・コンビニで「無言の買物」が日常になっている現代では、威勢のいい大将や、おせっかいな看板娘と対面するのが苦手で・・・と敬遠する人が多いのも事実。
確かに、店のおばちゃんの勢いに圧されて、ついつい買い過ぎてしまう、なんてこともありますよね(汗)
しかし、福岡を観光するにあたって、商店街ほど面白い場所はありません。それは商店街が、地元の魅力を凝縮している場所だからです。
福岡の日常にどんなものが行き交い、この時期に美味しいものは何か?
ここに暮らす人々は、何に夢中になっているのか?
実際のところ、博多弁はどんな感じなのか?
それをリアルに体感できるのが、町の商店街ではないでしょうか。
そして商店街は、言わずと知れた「名店の宝庫」です。
全国のどこを回っても見つからない、「そこにしかない商品」が手に入ります。
派手な広告こそ出しませんが、地元民だけが知る穴場店が、ひしめき合っているのです!
例えば、ヤフードーム近くの「唐人町商店街」。
商店街を挙げて、熱狂的にソフトバンクホークスを応援している姿を、TVでご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。
ここは大濠公園にも近く、天神から地下鉄で約5分。(唐人町駅下車)
アクセス天神からも、お散歩圏内です。
駅の4番出口を出ると、すぐに唐人町商店街が広がっています。
個人的な感想ですが、ここは空腹時にお越しになると、とんでもないことになる商店街です。
- 何個でも食べたくなるコロッケがある店。
- メロンパン好きなら絶対に通いたくなるベーカリー。
- 夕方になると、ワンコインで袋いっぱいの野菜を詰めてくれる八百屋。
- 肉屋だけど、実はポテトサラダが絶品の店。
- ここ以外の鶏ミンチは買いたくない、と思わせる鶏肉店。
- (たぶん)日本一、サンドイッチが美味しい洋菓子店。
などなど、ガイドブックにはない名店が、ずらりと軒を連ねています。
ちなみに唐人町商店街は、「寄席」や「劇団公演」など文化的な催しでも有名です。
このほかにも個性豊かな商店街が、福岡の各地で元気を発信しています。
街歩きをもっと楽しく、思い出深いものにしてくれる福岡の商店街。
それは昭和を感じさせる懐かしい風景ではありますが、若年層が起業したり、近隣の商業施設とタイアップしたりと、新しい風も吹いています。
ちょっとした空き時間に、ぶらりと訪ねてみませんか?
アクセス天神スタッフ一同、皆様のお越しを心からお待ちしています。