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コラム
2023/12/21
神秘の結びつき:桜井二見ヶ浦の神話と信仰
こんにちは。
今日は博多の二見ヶ浦をご紹介します。
桜井二見ヶ浦は櫻井神社の宇良宮(うらのみや)として神聖なる場所とされ、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が祀られる御神体岩として信仰されています。
この岩は向かって右が男性の神様である伊邪那岐命、左が女性の神様である伊邪那美命を表し、古くから厚い信仰を集めてきました。
また、櫻井神社の創建に関わる岩戸神窟と二見ヶ浦は一直線上に位置しており、古くから深い関係を持っています。
特に夏至の日には、伊勢の二見ヶ浦から朝日が昇り、その後二見ヶ浦に夕日が沈むという特別な現象が起こります。
これは、日本の総氏神様である伊勢神宮の御祭神である天照大神(あまてらすおおみかみ)が太陽の神様として信仰される中で、夏至の日に伊勢と糸島が特別な繋がりを持つことを象徴しています。
鳥居は神聖な場所を示す結界的な意味を持ち、二見ヶ浦の鳥居は櫻井神社の宇良宮を示すものです。
その先は神様の領域であり、鳥居はそれを象徴しています。
清涼(すず)岩とも呼ばれる二見ヶ浦は、古くから清浄な神体岩として崇められており、白色は清浄さを表し景観を損なわないように配慮されています。
二見ヶ浦の大注連縄は昭和32年に再興されたとされ、その詳細な由来ははっきりしていませんが、神様の宿る場所を示す意味を持つしめ縄が掛けられています。
また、「夫婦岩」としても知られる二見ヶ浦は、夫婦の絆を象徴し、神々の宿る場所として、しっかりとした結びつきを表しています。