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コラム 2025/08/03
「美しい」という言葉すら超える。山元彩香 写真展『Sand, Water and Dust』  開催中
こんにちは。

本日は、素敵な写真展をご紹介します。

写真家・山元彩香(やまもと・あやか)さんの新作写真展が、2025年8月1日より福岡・大手門のLIBRIS KOBACO(リブリスコバコ)にて開催中です。

 

会場に足を踏み入れ、目の前の1枚と向き合った瞬間、ただ「美しい」としか言葉が出てこない。

しかしその一言では言い尽くせない、心の奥を揺さぶるような静けさと深さがある。

 

そんな、息をのむような写真たちが、ここに並んでいます。

 


 

◆ ヨーロッパとアジアのはざまにある国・ジョージアで撮影

 

今回展示されているのは、2023年に山元彩香さんが訪れたジョージア(旧グルジア)で撮影された作品群。

ヨーロッパとアジアの境界に位置し、多層的な文化と歴史を持つこの国で、山元さんは、土地と身体と記憶をテーマにしたポートレートを撮り下ろしました。

 

本展は、LIBRIS KOBACOでの2度目の個展となります。

前回はギャラリーの3周年記念という節目でしたが、今回はそれから3年、さらに研ぎ澄まされたまなざしで世界を捉える彼女の現在地を、じっくりと味わうことができます。

 


 

◆ 「美しい」という言葉しか出てこない──だからこそ、本物。

 

本展の開催にあたり、主催者はこんなふうに語っています。

 

「写真を表すのにもっと良い言葉があるのではと、何度も考えました。
けれど、目の前に広がるその写真の前では、思わず『美しい』と声に出してしまった。
その言葉こそが、心から出た“本物”だったのです。」

 

技巧的な言葉や難解な表現ではなく、誰もが持っている感覚で伝わる、写真の力。

言葉を超えた感動が、そこにあります。

 


 

◆ 山元彩香さんという写真家

 

1983年神戸市生まれ。
京都精華大学では洋画を学ぶも、次第にパフォーマンスや映像へと表現が移行。

2004年、サンフランシスコでの留学をきっかけに写真制作を開始。

以後、言語が通じない土地での撮影を通じ、写真だからこそ可能な他者との接点を探し続けています。

 

東欧やアフリカ、日本各地を旅し、少女たちのポートレートを撮影。

その身体に宿る記憶や、無垢な存在を通して、その土地の“空気”や“背景”までも写し出すような作品を生み出しています。

 

2019年には写真集『We are Made of Grass, Soil, and Trees』で、さがみはら写真新人奨励賞を受賞。

東京都写真美術館や清里フォトアートミュージアムなどに作品が収蔵されています。

 


 

◆ 展示詳細・アクセス

 

展示期間:

2025年8月1日(金)〜9月7日(日)

13:00〜18:00(火・水休み ※祝日は開館)

 

開催場所:

本と写真 LIBRIS KOBACO

(福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401)

地下鉄「大濠公園駅(福岡市美術館口)」4番出口より徒歩2分

 

入場料: 無料

予約: 不要

 

※展示初日の8月1日(金)には作家本人も在廊予定。

作品について直接話を聞ける貴重な機会です。

 


 

◆ ことばでは届かないからこそ、写真で感じてほしい

 

ジョージアの静謐な風景。
そこに佇む少女。

レンズ越しのまなざしは、見る人の心をそっと揺らし、問いを投げかけてきます。

 

「この美しさは、どこから来ているのだろう」

「これは風景なのか、それとも記憶なのか」

そんな問いを、言葉にせず、ただ感じながら一枚一枚と向き合う時間。

それはこの夏、あなたにしかできない“旅”になるはずです。

 


 

◆ おわりに

 

福岡の静かな一角、大手門。

本と写真のギャラリーLIBRIS KOBACOで出会う、「美しい」だけでは言い表せない山元彩香さんの世界。

 

スマホの画面を離れ、プリントされた写真の前で、五感で、心で、時間をかけて作品と向き合う。

 

この夏、自分自身と深く出会う旅に出ませんか?


✴︎画像はイメージ画像です

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