南蔵院

篠栗四国霊場の総本寺で、第1番札所の南蔵院は、高野山真言宗の別格本山でもあります。

江戸期天保年間に開かれた篠栗四国は、明治19年の廃仏毀釈のあおりを受け、県令によって霊場廃棄命令が出されました。

しかしながら、地元の人々の十数年にわたる嘆願の結果、明治32年9月に高野山より南蔵院を招致することで存続が認められましたそうです。

南蔵院移転と共に篠栗にやってきた第21世住職は、篠栗四国の興隆のため、九州各地で熱心な布教を続けました。

そうした努力と地元の人々の熱意によって、今や篠栗四国は知多、小豆島霊場と共に、日本三大四国霊場のひとつなっております。

世界一の釈迦涅槃像

ブロンズ製
全長　41m
高さ　11m
重さ　約300t

【住所】
　福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗1035

【参拝時間】　
　9：00～16：30？？

【交通】
　JR福北ゆたか線（篠栗線）城戸南蔵院前駅下車　徒歩3分

【駐車場】
　南蔵院の無料駐車場は3ヶ所あります。