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コラム 2026/05/24
【柳川】藩主の美意識が息づく、名勝・立花氏庭園「御花」
こんにちは。
本日は、柳川にある日本で唯一宿泊できる国指定の名勝をご紹介します。
 

福岡・柳川にある柳川藩主立花邸 御花 は、かつて柳川藩主・立花家の別邸として使われていた場所です。

川下りの終着点近くに静かに佇むこの空間には、大名文化の美意識と、暮らしを慈しむ感性が今も残されています。
 



7000坪に広がる、国の名勝「立花氏庭園」

「名勝・立花氏庭園」は、約7000坪にもおよぶ広大な庭園。

中心となる「松濤園(しょうとうえん)」は、黒松や庭石、水面が美しく調和した鑑賞式庭園です。

約280本の黒松。
1500個もの庭石。
静かな池に浮かぶ島々。

開け放たれた100畳の大広間から眺める庭は、まるで一枚の日本画のよう。

冬には野鴨が羽を休め、四季ごとに違う表情を見せてくれます。
 



大名家の“暮らし”に触れる場所

御花の魅力は、ただ歴史的建築を見るだけではありません。

ここには、立花家が実際に暮らしていた空気が残っています。

立花家史料館 には、

  • 歴代藩主の甲冑
  • 婚礼調度
  • 茶道具
  • 能装束
  • 姫君たちの雛道具

などが展示されています。

特に代々受け継がれてきた雛人形や雛道具は圧巻。

驚くほど精巧な細工から、当時の大名家の豊かな文化や感性が伝わってきます。
 



“見せる庭”ではなく、“暮らしの庭”

この場所が特別なのは、庭と建築が切り離されていないところ。

庭を眺めながら過ごし、季節を感じ、来客を迎え、家族が暮らしていた。

御花には、「美しいものを日常の中に置く」という日本らしい感覚が静かに残っています。
 



基本情報

名勝・立花氏庭園(御花)

  • 所在地:福岡県柳川市新外町1
  • アクセス:
    西鉄柳川駅からバス約15分
    川下り終着点近く
  • 見学:有料
  • 宿泊利用も可能
 


柳川で、“静かな贅沢”に出会う

柳川というと川下りの印象が強いですが、御花はまた違う時間が流れています。

水の音。
松の緑。
畳越しに見る庭。

そこには、急がずに季節を味わうための空間があります。

歴史を見るというより、“美しく暮らす感覚”に触れる場所。

柳川を訪れたら、ぜひゆっくり立ち寄りたい名庭園です。



✴︎イメージ画像です。
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