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コラム
2023/07/12
黒田長政が築城 国史跡 福岡城
こんにちは。
今日は、黒田長政が築城した福岡城について、お話ししたいと思います。
1600年の関ヶ原の戦いで徳川家康に味方をして、黒田長政は戦功を上げた結果、筑前国ほぼ一国を与えられ、豊前国中津から移り、福岡藩の初代藩主になりました。
黒田長政は初め、現在の福岡市東区にあった名島城に入ります。
しかし、城下の平野が狭く、十分な城下町を展開させられないことがわかり、現舞鶴公園に1601年から長い歳月をかけて、全国でも有数の規模の平山型の城を築城しました。
城名は、黒田氏の故地である備前国邑久郡福岡(現在の岡山県)に由来しています。
海側から望むと、鶴が羽ばたく姿に似ていることから「舞鶴城」とも呼ばれていました。
天守閣の存在は定かではありません。
城跡には天守台・多聞櫓(国指定重要文化財)・櫓(県指定有形文化財)・下之橋御門(県指定有形文化財)・旧母里太兵衛邸長屋門(県指定有形文化財)・名島門(市指定有形文化財)・御鷹屋敷跡などがあり、当時の様子をうかがうことが出来ました。
また、本丸表御門(県指定有形文化財)は、黒田家菩提寺である崇福寺(福岡市博多区千代)の山門として移築しています。
なお、黒田長政の父親は、播磨国姫路城(兵庫県姫路市)で生まれの黒田官兵衛です。
住所 福岡県福岡市中央区城内
アクセス
(三の丸スクエアへは「大濠公園駅」5番出口から徒歩約10分)
・有料駐車場 約70台(ほか周辺にコインパーキング有り)