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コラム 2023/08/12
夏の祭り「博多祗園山笠」の発祥の地
こんにちは。

台風7号が日本に向かってきていますね。

結構大型台風です。

ご注意してくださいね。

本日は、博多の代名詞、夏の祭り「博多祗園山笠」の発祥の地である『承天寺』をご紹介します。

「博多祇園山笠」は、
1241年 博多に疫病が流行した時に聖一国師が施餓鬼棚(せがきだな)に乗り、町民らに棒で担がせて水をまきながら、町中を祈祷して廻ったことに由来すると言われているそうです。

現在の山笠でも、承天寺は「清道」と呼ばれる大事な場所に指定されています。

山笠が「勢い水」と呼ばれる大量の水を浴びながら博多を走り抜けた後に、承天寺前の細い道をぐるりと巡り、男衆が住職に一礼します。
 

『承天寺』は臨済宗東福寺派で、山号は萬松山です。
 

聖一国師 円爾弁円により開山されました。

大宰少弐武藤資頼が円爾弁円を招聘し、宋出身の貿易商・謝国明の援助により1242年に創建されたそうです。
 

寺蔵の釈迦三尊像(鎌倉時代)、 禅家六祖像(鎌倉時代)、銅鐘(高麗時代)は国の重要文化財に指定されております。(一般非公開)

境内は市道によって北東と南西に分断されています。

これは1963年に行われた博多駅移転に伴う区画整理事業によって行われたそうです。

このため山門や仏殿は南西側、本堂や墓地などは北東側に分断されています。

 

所在地:福岡市博多区博多駅前1-29-9
 
アクセス
・地下鉄「祇園駅(4番出口)」から徒歩5分
・地下鉄「呉服町(5番出口)」から徒歩20分
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